そろそろいいかな。
傷心みかづき、昇進しました(いきなりしょーもない…)。
晴れてチーフです。
心の傷が癒えたかどうかはおいといて、給料上がりました。社内での地位も向上です。肩書きによる発言権も増加。
今の会社は年功序列制度ですが、バブルの時期の法制度の変更により、当時で言うところの中間層が非常に手薄。老人と若手が多くて、 働き盛りが少ないという食べかけのりんごみたいな社員構成でした。それから20年ほど。老人は離脱し、 少ない働き盛りが会社を支えなければなりませんが、支え手が足りません。そこで、年功を切り崩して、 バブル時代の社員はこぞって優遇されています。
私の世代はギリギリその恩恵に預かれない…というところ。会社でのモチベーションが高まらない理由はこういうところにもあります。 世代の格差というのはいつになってもなくなるものではありません。格差を埋めれば良いかというとそういう問題でもなく。皆平等をうたえば、 資本主義に異を唱えるのも同じ。難しいものです。
職業レベルは、下っ端、アシスタントチーフ、チーフ、マネージャ、シニアマネージャとあり、 それぞれのレベルで3段階くらいサブレベルがあります。レベルを超えるには昇進試験があります。一番天辺のシニアマネージャになると、 経営者の仲間入り。一律定年制度の適用除外になります。
前述、年功序列ですので、私の場合は順当に2度の試験をパスしたことになります。ちなみに、前後2年程度は幅があり、 私の同期では数人が1年先にチーフになってます。また、チーフでの同期組には、3年ほど先輩もいます。その一部は産休していた女子社員。 せっかく子供を育てるという大事な仕事を担うのに社会的(というか社内)では数年遅れて認められるというのは少し思うところもあります。
さて、やんちゃ坊主は1,2年のペナルティを課される可能性を考慮して計画を立ててきたのですが、運良く試験をパスしました。 ちょっとうれしいです。
年収は、、30万円ほどの増加。
残業ベースで120時間ほどの就労時間短縮…と同じ価値です。月10時間。月30時間の残業が20時間で33%。 月20時間なら10時間になるって50%の短縮。これは悪くありません。
もう『ガンガン残業!』というのはヤメにしたので、会社からの収入は変わらず700万円程度。 金額的には同世代の平均に近づきつつあるかもしれませんが、多少、時間に余裕が生まれ、目指すところの『自由』が近づいてきた感じもします。 もちろん、月50時間くらいの残業を続けて、更に夢を引き寄せることもできるならやりたいんですが、、、体が持ちません。 できれば健康なまま、夢に近づきたいものです。ま、妥当なところで、月20時間くらいのペースで、 700万円を少しだけこえるくらいかと思います。
あ、もちろん、年収総額はボーナスも込みなので、会社の業績次第では揺らぎもありそう。物価高で消費萎縮、、、 みたいな不況になるとしたら、私の業界も間接的に影響を受けますから、ボーナスの倍率には影響が少なからずあると思います。 その分は無理に残業代でいただいておくことも考慮します。。ま、ただ、現状では保険料もうまく調整できましたので、 今年度はやっていけそうです。
とりあえず、関連会社の動向は要チェック。決算を確認しましたが、親会社各社はどこも好調。膨大な長期債務の圧縮に積極的な会社、 設備投資に余念の無い会社、野心的な計画を暴露する会社など様々。方法は様々ですが、 屋台骨の強化は私の会社にも悪くない影響を与えるものだと思います。良成。
ついでにちらっと子会社の決算を見てみましたが、どちらかというとこちらのほうが驚くべき。全て非上場企業ですが、 配当性向は軒並み50%超え。額面の配当利率は10%。純資産倍率が0.1倍を割ってるような会社ばかり。優良企業だ。 子会社の社員を見てると、『うーん、やはりウチとは少し違うな…』と感じる若者が多かったりするのですが、 風貌や素行とは別に良い仕事をしてくれる会社が多い(もちろん、情報漏えい、横領や盗みを働く社員も少なからずいる)。言ってみれば、 世間一般の優良企業が手を出さない面接が苦手そーな若者をうまいこと買い叩いて安く雇ってる感じ。離職率はやや高めのようだけど、 それでも業界標準より低い。話をきくと、不満はあるようだけれども、『他に行くところが無いから…』 というようなやや保守的な考えでとどまってる人が多い。親会社はどうでもないかもしれないけど、 グループ全体で何か似た空気があるんだろーな。まーともかく、グループ全体でうまいこと税金を最小化してるってことだろう。
長いこと不審を抱いていたけど、現状のビジネススキームは5年10年は持つのではないかと思うようになってきた。 依然として長期的には衰退していくと思う。なぜかって、現場の作業効率が5年前、10年前の延長だから。 明らかにエントロピー増大のペースが、労働力増大のペースを上回ってるから、いずれ破綻することは間違いない。 アメリカや振興企業ではスクラップアンドビルドを繰り返してきたけど、 日本の一部の企業ではいまだに真空管を大事に掃除しているようなシステムがある(あ、これはほんとにやってる会社もあるんだっけか)。
どっかで立ち止まって考えなきゃいけないけど、目の前の仕事に翻弄されるばかり。そういうこと考えてる人っているのかなぁ? って思ってしまう。
そうこうしてる間に『社運をかけた』と言わんばかりの大プロジェクトがいくつも進行してたりして、全く予断を許さない。 実に興味深いけど、最後まで付き合う気にはなれんな…と冷静に思ってしまう。
創業当時から社員数はたかだか倍。情報量は100倍じゃ下らないほど増えてる。良くもまぁ、『電気』技術者だけで、 これだけの情報システムの面倒が見れたもんだ…とかんしんです。どの辺に技術革新があったのか??というよりは、 どれほど個々の社員が残業をしたか?どれほど、妙な仕組みに『慣れた』か?というところに尽きそう。
現状を超えての『革新』は無いだろう。何しろ、慣れた以上には慣れないから。
世の中から1周、2周の周回遅れで動いてるんだなぁ…ってのが最近良く分かる。それでも皆、頑張る。そこはすげーと思う。でも、 橋が無いのも気づかず行軍するレミングスにしか見えないんだよなぁ。。
まーともかく、一緒に谷底まっしぐら…なんてならないように気をつけて準備しておこう。



